帰化申請の履歴書その2の書き方と見本【帰化申請】始めてのお客さま専用電話番号

帰化申請の履歴書その2の書き方と見本【帰化申請】

 

履歴書その2の書き方

帰化申請の履歴書その2の書き方と見本【帰化申請】帰化申請・履歴書その2の書き方
帰化申請の履歴書その2の書き方を紹介する行政書士のイラスト。

履歴書その2の用紙と記入済みの見本

まずは実際の申請書と記入を終えた書類をご紹介します。
見本に記入された内容は説明尾便宜上で作られた架空のもので実在する人物や団体とは一切関係ございません。

 

帰化申請の履歴書その2の書き方と見本【帰化申請】帰化申請・履歴書その2の書き方

帰化申請の履歴書その2の書き方と見本【帰化申請】帰化申請・履歴書その2の書き方

 

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ご自身で帰化申請をする場合や下書き、調査などのお使いください。

 

履歴書その2の記載内容

帰化申請の履歴書その2の書き方と見本【帰化申請】帰化申請・履歴書その2の書き方
履歴書その2で書く内容を女性行政書士が紹介するイラスト。

 

帰化申請には履歴書が2種類あります。
今回ご紹介する履歴書その2には、申請者の出入国歴と技能・資格の種類、賞罰を記入します。
これは帰化条件の居住歴、素行が出全量であるかをチェックするために必要な書類です。

 

帰化申請は普通帰化で5年間、日本人の配偶者が1年から3年と日本での居住歴が必要です。
海外に1回あたり3か月以上、トータルで100日以上、日本から出国していた場合、いままでの居住歴のカウントがゼロに戻されます。
出入国歴は申請者が海外に出国した日数を知るために必要です。

 

賞罰は素行要件をチェックするために必要です。
帰化申請でネックになるのは交通事故が圧倒的に多いです。
警察署長などの感謝状は素行要件にプラスで評価されます。

 

記載内容の解説

ここから具体的な記載内容の解説に入っていきます。

 

氏名(通称名)

一番上の欄には申請者の氏名を記入します。
氏名は本名でフルネームを書きます。
本名の横に通称名を括弧書きで記入します。

 

出入国歴

申請者の出入国歴を記入します。
普通帰化(一般の外国人)の場合は5年分。
簡易帰化(在日系、日本人の配偶者)であれば1年から3年分の出入国歴を記載します。
要は帰化要件で求められる年数分を書くということです。

 

基本的にはパスポートに書かれている出入国の記録を古いものから順番に書いていきます。
パスポートに書かれた記録が不鮮明で読みにくい場合などは、法務省から出入国記録を取り寄せて、記録内容を書き写していきます。

 

 

履歴書だけではないですが、公的書類があるものは必ずそこに書かれた内容を記入するのが一番確実で間違いがありません。自分の記憶で書くと書き漏れが発生する危険があります。


 

期間

パスポートや出入国記録に書かれた出国した年月日を記入します。
年数は西暦ではなく日本の元号(平成、令和)を使ってくださいね。

 

見本では春節に中国へ里帰り、会社の盆休みに海外旅行へ行ったとしています。

日数

期間に書いた日数を記入します。
単純に引き算で計算すると1日足りなくなりますのでご注意くださいね。

 

例えば、平成28年2月7日から2月13日だと6日ではなく7日になります。

 

一番確実なのはカレンダーの日数を指で押さえながら数える方法ですね。
私が帰化申請書を作る場合はこの方法で日数を計算しています。

 

渡航先

実際に行った国の名称を記入します。
詳しい地名までは求められていません。
一度に複数の国に出かけた場合は、一つの欄に並べて国名を書きます。
例:シンガポール、中国、フィリピン、イタリア、アメリカなど。

 

目的

出国の目的を記入します。
例:親族訪問、観光、商用、出張、研修など。

 

同行者がいる場合は、続柄も書いてください。
例:妻、子供、同僚、上司、友人など。

 

見本ではシンガポールに出張、中国へは家族訪問、フィリピンとイタリアには家族で観光旅行と記入しています。

 

技能資格

申請者のスキルや資格を持っている場合は記入します。
運転免許の場合は、免許を取得した日と免許の種類、免許番号を記入します。
全部運転免許証に書かれていますので、そのまま写してください。

 

ほかの資格をお持ちの方は、資格名、合格した日時、合格番号などを記入します。
例:行政書士試験合格、平成29年1月20日、合格番号00000001
  日本語能力検定2級N2合格、平成28年1月31日、合格番号F12345678
  日商簿記検定1級合格など

 

国家資格の免状や合格証のコピーの提出が必要になります。
運転免許証もコピーを提出します。

 

賞罰

賞罰は法令への違反歴などを記入します。
多くの場合は交通違反で切符を切られて反則金を支払ったなどですね。
交通違反の場合は運転記録証明書の内容を書き写せばOKです。
その他の違反歴は裁判所の判決文などを参考に記入してください。

 

見本には駐車違反とスピード違反で切符を切られて反則金を支払ったと書いています。

 

賞罰欄には公共機関などからの表彰歴なども記入します。
例えばひったくりや振り込め詐欺の防止で警察署長から感謝状を受け取ったなど。

 

確認欄

確認欄は何も記入しません。
ここは書類の提出時に法務局の担当官が使う場所です。

 

履歴書を書く際に使う書類

最後に履歴書その2を書くときに必要な書類を箇条書きでご紹介します。

 

出入国歴
・パスポートのスタンプ(出入国記録)
・出入国記録(法務省から開示請求する)

 

技能資格
・資格の合格証
・資格の免状
・運転免許証

 

賞罰
・運転記録証明書(交通安全センターから取り寄せ)
・判決文
・感謝状
・表彰状

 

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