帰化申請の必要書類一覧。
外国人が帰化する場合に必要な書類の一覧表をご紹介します。
書類は幾つかのジャンルに分類されます。
大まかに分けると以下のようになります。
・法務局が準備したフォーマット書類。
・自身が所有する免許証など。
・市役所・区役所から取り寄せるもの。
・法務局で入手する登記簿関係。
・税務署や府税・市税事務所の書類。
・年金事務所や自動車安全運転センターなど。
・勤務先などから入手するもの。
ここから順番にご紹介いたします。
法務局のフォーマット書類
まず最初に法務局の事前相談後に貰う書類をご紹介します。
これはご自身で記入するタイプのものです。
帰化許可申請書 | 帰化申請者の基本情報を記入 |
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親族の概要 | 申請者の親族(在日・在外親族)の情報 |
履歴書その1 | 学歴・職歴・居住歴 |
履歴書その2 | 出入国歴・資格・賞罰 |
生計の概要その1 | 収入と支出・借入金 |
生計の概要その2 | 不動産や預貯金などの財産 |
在勤及び給与証明書 | 勤務先の情報と給与の中身 |
宣誓書 | 事前準備不要で法務局で記入 |
帰化の動機書 | 自筆・日本人になるための抱負 |
申請者の自宅附近の略図等 | 過去3年分の自宅付近の地図 |
申請者の勤務先附近 |
過去3年間の職場附近の地図 |
事業の概要 | 申請者が個人事業主・会社役員の場合に提出 |
申述書 |
申請者の母君が、家族について記入 |
法務局から貰う定型書類は、当サイトでも無料でダウンロードが可能です。
下書き用、ご自身で申請する用など、ご入用の方はダウンロードページから、落としてご利用くださいませ。
市役所・区役所から取り寄せる書類
ここからは市役所で入手する書類をご紹介します。
メインは住民票や戸籍謄本などです。
住民票 | 申請者と同居親族全員 |
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住民票の除票 | 2012年7月以降に引越しした場合 |
戸籍謄本 | 日本人の親族、婚約者、元配偶者 |
除籍謄本 | 戸籍謄本に婚姻事実の記載がない場合 |
改正原戸籍 | 〃 |
戸籍の附票 | 法務局から指示があったとき |
戸籍謄本 | 親族で帰化した人の分、帰化事実の記載が必要 |
出生届の記載事項証明書 | 日本で生まれた兄弟姉妹、本人 |
婚姻届けの 〃 | 日本で結婚した場合(外国人同士) |
離婚届の 〃 | 日本で離婚した場合 |
確定証明付きの |
裁判離婚した場合に提出(裁判所で入手) |
死亡届の記載事項証明書 | 日本で亡くなった方がいる場合 |
住民税関係
大阪府・市などの住民税の納税証明書です。
住民税の納税証明書 |
本人と同居親族 |
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住民税の課税証明書 |
〃 |
住民税の非課税証明書
( 〃 ) |
住民税がない場合(要申告) |
大阪市の場合、住民票や戸籍など一部の書類は、マイナンバーカードがあればコンビニでも入手が可能です。
法務局で入手する書類
法務局で取得する書類です。
不動産を所有している場合や会社経営・役員をしている場合に必要です。
建物の登記事項証明書 | |
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土地の登記事項証明書 | |
法人の登記事項証明書 | 本人・親族で会社経営者、役員がいる場合 |
税務署・市税事務所など
所得税など税金関係の書類を入手します。
会社員、個人事業主、会社経営・役員で、集める書類が変わってきますので注意が必要です。
個人の所得税の納税証明書 |
・給与所得者で確定申告している人 |
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不動産や副業などの給与以外の所得がある人も対象になります。
個人事業主の場合
帰化申請者と同居親族が個人事業主をしている場合です。
所得税の納税証明書 |
直近3年分が必要 |
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消費税の納税証明書 | 〃 |
事業税の納税証明書 | 〃 |
法人経営者・役員の場合
申請者本人、同居親族が会社経営者、取締役をしているケースはこちらです。
法人税の納税証明書 |
・複数の会社がある場合は、会社ごと |
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消費税の納税証明書 | 〃 |
事業税の納税証明書 | 〃 |
法人住民税の納税証明書 |
・複数の会社がある場合は、会社ごと |
経営者個人の所得税の |
直近3年分 |
個人事業主や会社役員などの場合、3年分の納税証明書が必要です。
あと複数の会社経営や役員の場合には、全部の会社の証明書を提出する義務があります。
書類の量が多めになります。
年金事務所などで取得
年金関係の書類です。
国民年金、厚生年金で提出する書類が変わってきます。
国民年金の会社員、個人の方
国民年金の領収書 | 1年分のコピー |
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国民年金保険料納付確認書 | 領収書がない場合に年金事務所で入手 |
厚生年金の対象者、会社役員など
厚生年金保険料領収書 |
法人経営者 |
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社会保険料納付確認書 | 〃 |
厚生年金加入届の |
法人経営者で厚生年金未加入時 |
その他の書類
日本の役所以外(勤務先など)で取得する書類。
自動車安全運転センター
警察の関連団体です。
ここでは、申請者の交通違反に関する書類を入手します。
運転記録証明書 | 過去5年分の記録を請求 |
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運転免許経歴証明書 | 過去に免許の取消、失効された場合 |
勤務先
申請者と同居親族が勤める会社などに請求します。
源泉徴収票(原本) |
直近1年分 |
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在勤及び給与証明書 | 会社の代表者、人事責任者のハンコ |
源泉の紙をなくして、会社に再発行を依頼したときに、職場から源泉徴収票を出せないと、言われるケースがあります。
源泉の紙自体は何枚でも出せる性質の書類ですので、出してくれるまで何度も交渉する必要があります。
ちょっと大変です。
写真
写真屋さん、スピード写真でもOK。
証明写真・2枚 |
5㎝×5㎝、白黒、カラーのどちらでも可 |
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スナップ写真 | 家族・友人と映っている物を3枚程度 |
コピーして提出する書類
次は申請者自身が所持している書類です。
コピーと原本を持参して、原本と照合した後に原本は返却されます。
在留カード | 裏と表 |
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最終学歴の卒業証明書 | |
在学証明書 | |
自動車運転免許証 | 裏と表 |
パスポート | 全部 |
資格証明書・資格免許 | 医師、薬剤師、美容師、建築士、行政書士、教員免許など |
不動産賃貸契約書 | 住居が賃貸の場合 |
確定申告書の控え |
個人事業主、会社経営・役員 |
営業許可証 | 〃 |
役員・個人の確定申告書の控え |
〃 |
法人の確定申告書の控え |
〃 |
源泉徴収簿 | 〃 |
修正申告書の控え |
修正申告した場合 |
母国より取り寄せる書類
今までは、日本で入手する書類でした。
ここからは母国の役所などで入手する証明書関係です。
所属している国によって、書類の内容が微妙に変わります。
出生証明書 | 申請者本人 |
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婚姻証明書 | 本人+両親 |
親族関係証明書 | ない場合は、全員の出生証明書 |
国籍証明書 | 法務局の指示があった場合 |
離婚証明書 | 本国で離婚した場合 |
死亡証明書 | 両親+兄弟姉妹 |